知られざるエレベーターの歴史

エレベーターはデパートやビルなど、大型の建物に必ずといっていいほどついている運搬装置です。今では当たり前のように目にするエレベーターですが、現在のエレベーターができあがるまでには長い時間が費やされています。そんなエレベーターの歴史を学ぶことで、どのように誕生し、いつ頃日本に伝わったのかを知ることができます。

昇降機のルーツは「古代ローマ」

昇降機のルーツは「古代ローマ」

エレベーターの歴史は意外にも古く、そのルーツは紀元前の古代ローマまでさかのぼります。考案者は円周率や浮力、テコの原理で有名なアルキメデスです。その当時の動力は人力で、ロープを引っ張る事で荷物などを運搬していました。

1769年にジェームス・ワットによって発明された「蒸気機関」を利用した、人力以外の動力のエレベーターが1835年に登場します。人力から人力以外の動力に変わるまで2000年以上の時間が費やされましたが、その後エレベーターは飛躍的な進化を遂げます。

安全装置のついた昇降機の登場

エレベーターは進化を遂げたものの、昇降中にロープが切れる、カゴが落下するなどの問題があり、主に荷物専用として使用されていました。しかし、1852年にアメリカのE・G・オーチスにより「非常止装置」が開発され、安全性が格段に向上します。それまで荷物専用だったエレベーターが、人員輸送用に変わった画期的な瞬間でした。

開発から2年後、ニューヨークの博覧会でその技術が発表され、エレベーターの安全性が証明されます。また、さらに改良が重ねられた後、1880年にドイツの博覧会で電動エレベーターが発表され、世界に最新技術が伝わっていきます。

日本初の昇降機は?

日本初の昇降機は?

日本で初めてエレベーターが登場したのは、明治23年です。浅草の「凌雲閣」に設置された日本初のエレベーターの登場は、その当時の新聞にも取り上げられ多くの注目を集めますが、故障が相次いでしまい半年ほどで運転は停止してしまいます。

しかし、明治43年頃に丈夫でクオリティの高い鉄骨製のエレベーターが完成し、著名人が乗った事で日本でもエレベーターが知れ渡るようになり、次第に普及していきます。

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