TOP » 関西でエレベーター点検を行う「大阪エレベーター」 » エレベーター修理は不具合症状があったら早めに!止まる原因・非常止め装置の種類
エレベーターの修理に関して、故障の症状が見られた際には、事故につながる前に早めに考える必要があります。エレベーターの修理・メンテナンスは定期的に実施していくことが重要です。今回は、エレベーターが止まる原因や不具合として考えられる症状を解説し、非常止め装置の種類や作動する流れをご紹介します。
エレベーターが止まってしまう原因には、以下のようなことが考えられます。命にかかわる重大な事故を防ぐためにも、止まる原因についてはしっかりと理解を深めておきましょう。
エレベーターの中には、災害の影響による事故を防ぐためにも、地震による強い揺れを感知することにより自動的に止まるように設計されているものがあります。このときは安全装置が働いている形になるため、1番近くのフロアで降りることが可能です。
また、エレベーターは停電の影響で急停止するものもあります。停電するとエレベーターは動かなくなるどころか、中の照明も一時的に消えてしまうでしょう。
UPS(非常用バッテリー)搭載のエレベーターの場合は最寄り階まで動きドアーが開
いて停止します。
さらに、止まる原因として考えられるのはエレベーターそのものの故障です。エレベーターの機械設備は、年数を追うごとに劣化が見られるようになるため、定期的にメンテナンスや修理の実施が必要です。
メンテナンスを怠ると、急停止などのトラブルにつながる可能性があります。また、最悪の場合、命にかかわる事故につながることもあるのです。
お使いのエレベーターに何らかの不具合やおかしい箇所などが見られる場合は、迅速に修理・メンテナンスを実施する必要があります。以下のような症状には注意しましょう。
このような症状がある場合、修理が必要となる可能性があります。放置せず業者に連絡をして、修理が必要かどうかチェックを依頼しましょう。
エレベーターには、非常止め装置という安全装置があります。エレベーターの安全装置は建築基準法という法律によって設置が義務付けられているのです。
非常止め装置は、エレベーターが故障などの何らかの要因によって危険性のある動きをした際に作動し、カゴの落下を防ぐのが特徴となります。
例えば、ワイヤーロープが切れたことによって落下する危険性がある際には、調速機がその速度異常を検知。そうすると、調速機がもともとの速度から1.3倍の速度を超えないように調節するため、動力を切ってくれます。
それでもまだ速度超過が見られる場合は、1.4倍の速度のラインを超える前に調速機が非常止め装置を作動させます。作動後、ガイドレールをつかむことで、カゴの落下を防ぐ仕組みとなっているのです。
エレベーターの非常止め装置には様々なタイプがあります。
具体的にはこの3つの種類があり、作動の仕組みなどは異なります。
まず、早ぎき式の装置は、異常を検知することですぐにカゴを停止させるのが特徴です。その分、カゴに対する衝撃も大きくなるため、早ぎき式の装置をつけられるエレベーターは定格速度が分速45m以下のエレベーターと決められています。
これに対して次第ぎき式は、徐々に停止させるのが特徴です。徐々に速度が落ちる分カゴへの衝撃が抑えられるため、定格速度が分速45mを超えるエレベーターには次第ぎき式の非常止め装置を付けることになります。
さらにスラックロープ式ですが、積載荷重3100以下、定格速度45m/分以下、昇降行程13m以下の場合に取り付けが可能な装置です。ロープのゆるみを検知することができるのが特徴となります。
エレベーターの修理やメンテナンスに関して、エレベーターに不具合の症状が見られた場合には、早めに検討することが重要です。
大阪エレベーターでは、大阪・京都・神戸・奈良・滋賀・和歌山などの近畿エリアを中心にエレベーターの修理受付を24時間365日承っております。エレベーターが止まる、異音がするなどの不具合があった際には、大阪エレベーターへお早めにご相談ください。
会社名 | 株式会社大阪エレベーター |
業務内容 | エレベーター・昇降機のメンテナンス保守業務 |
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