TOP » 関西でエレベーター点検を行う「大阪エレベーター」 » 【エレベーターの修理】冠水事故・故障の発生原因について解説
冠水事故の発生原因・修理についての知識や、マンションを浸水から守るための対策があると役立ちます。近年マンションの水害による被害が増えており、エレベーターの冠水事故対策が欠かせません。
水害対策を行っているマンションでも、近年水害の被害が増えてきています。マンションは戸建て住宅と違い、地下にポンプ室や電気室などがあるため、浸水すれば停電が起こります。停電すればエレベーターや水道が使えなくなるケースもあるのです。
エレベーターが使えなくなると、生活に大きな支障をきたしてしまいます。冠水事故の発生原因や、冠水し故障したエレベーター設備の修繕についてお伝えしていきます。
◇エレベーターピットとは
エレベーターは最下階の下に更に空間があり、その空間が浸水することで機能が停止します。エレベーターの下の空間をピットと呼び、経年劣化によるコンクリートの中性化が起こったり、地震でマンション内にひび割れができたりするとその場所から雨水が入るケースがあります。冠水を防ぐにはエレベーターピットの補強も大切です。
◇冠水したら設備の修繕が必要
ピット内が浸水した場合、設備が緊急停止するため復旧作業が必要です。正常に稼働したとしても、一度冠水したら再び故障する恐れがあるので新規交換が必要になるケースがあります。冠水時の修繕費用ですが、経年劣化での修繕ではないため、マンションの管理組合が修繕費を負担する必要があります。
◇台風など災害によって冠水した場合
台風であれば災害の一種なので、状況によっては損害保険が適用されます。保険が適用になるためには、共用部が破損しているかが重要です。マンションやビルの入り口に看板などが飛んできてガラスが割れ、エントランスホールが雨水で浸水した場合は保険が適用されます。破損したガラスや清掃費も共に補償の対象となるので、まとめて請求するとよいでしょう。
保険適用にならないのは共用部が破損していない場合です。ただ雨水が強風の影響でエレベーター設備内に入っただけであれば、保険適用外なのでご注意ください。
◇消火設備が不具合を起こしていた場合
消火設備の配水管が原因で不具合が生じ、消火水槽が溢れて同じフロアに浸水してしまい、エレベーター設備が冠水してしまうケースもあります。冠水すると緊急停止を起こします。復旧作業はできますが、台風などによる冠水と違い、冠水した設備の範囲が広いため交換が必要なパーツが異なります。加入している保険によっては、2,000万円を超える修繕費用が請求される可能性があると覚えておきましょう。
◇事故の発生原因とは
冠水してしまうと、復旧に時間がかかるだけでなく、見積もりが高額になるケースがあります。台風による災害は防ぎようがありませんが、消火設備による事故なら防ぐことが可能です。なぜなら消火設備の不具合による冠水は、消火設備の経年劣化が原因だったためです。漏水の原因となった給水管に関しても、経年劣化が要因となっているため、メンテナンスを行うことで防げる事故でしょう。
株式会社大阪エレベーターでは、製造元不明なエレベーターや廃業したエレベーター、昇降機の定期点検や修理を行っております。また、国家資格を保有している技術者が24時間常駐しており、どのような場面でも安心安全にサポートいたします。エレベーターの点検・修理などでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
エレベーター設備が浸水すると、損害額が大きくなります。台風や地震などの災害を防ぐことは難しいですが、マンションやビル内にある設備の経年劣化による被害は防ぐことが可能です。消火設備などのメンテナンスを行うことで、事故を未然に防いでいきましょう。
もしも冠水してしまったら、放置せずに修理が必要です。一度冠水すると事故が再発する危険性があるため、パーツの新規交換が必要になります。
パーツによっては修繕費用が高額になりますが、時間をおかずに修繕するのと、放置して経年劣化したパーツを修繕するのとでは費用やリスク、修繕範囲も異なります。
エレベーターの修理を考えているのなら、株式会社大阪エレベーターへご相談ください。エレベーターの修理だけでなく、保守点検も行っています。故障対応も24時間、365日行っているので急なトラブルにも対応可能です。常に高い意識を持ち、皆様に安全と安心をご提供します。お困りの方や見積もり相談がしたい方はお気軽にお問い合わせください。
会社名 | 株式会社大阪エレベーター |
業務内容 | エレベーター・昇降機のメンテナンス保守業務 |
住所 | 〒547-0012 大阪府大阪市平野区長吉六反4丁目2−56 |
代表者 | 澁谷 亨二 |
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